【株式会社ナカムラ】販売数300%増を実現させた家具市場の分析手法とは?
株式会社ナカムラ
会員向けインテリア卸サイト「MUSTBUY」の運営と、モールでの直営ショップの運営を、卸から直営販売まで幅広く事業展開されている株式会社ナカムラ。同社でNintがどのように活用されているのか、WEB運営グループのマネージャー大道様にお話しを伺いました。
市場動向の把握は楽天ランキングやテストマーケティング
Nint導入前の市場分析の方法を教えていただけますか?
Nint導入前は数値データがなかった為、楽天市場のランキングやキーワード検索で売れ筋商品を見て市場の動向を把握していました。客観性のある数的根拠がなかったので、目視で売れているアイテムを自分達で把握して、「こんなアイテムが売れているんだ」という情報から商品開発をしていました。 他にも開発した商品を「インテリアバザール」でテストマーケティングを行い、実際はどれくらい商品が売れるか分析していました。またレビューやお客様の声も参考にしていました。
商品開発の課題や不満はありましたか?
数値的根拠が無い事から各商品がどれだけ売れるかは、販売してみないと測れない点が課題でした。モール担当者から情報を聞くも、確かな情報は少なかったです…
Nint導入後、商品動向分析や商品開発に変化が!
Nint導入後の市場分析で変化があった事とは?
開発していきたい商品ジャンルの規模感や過去の売上推移が数値で分析出来るようになり、Nintで分析された市場規模から開発の優先順位を付ける事に役立ちました。
例えば、開発を検討していた商品ジャンルの市場規模をNintで確認すると、実はあまり市場規模が無かった事がわかり、開発優先度を変える事ができました!
数値根拠があることで次のアクションに繋げて行けたんですね
そうですね。自分たちは売れているつもりでいても、市場規模を見ると「もっと売れたんだ」と感じたり、他社商品の売上を見ることで自社商品が、ある程度シェアを取れていることを発見できました。そのことで商品開発計画が立てやすくなりました。
※「業種分析」のジャンル規模で月別の動向を把握出来ます。
商品開発計画はどのように変化しましたか?
Nintの【業種分析】で月別の市場規模が把握出来るので、月別の動向変化を分析して、その数値を参考に予算を作成出来ました。
月別の変動から分析されたんですね!
はい。以前は自社データを元に予算計画を作っていたので、例えば特別売れた月の自社データをそのまま予算計画の参考にするみたいな事もありましたが、Nintで月別の売上増減を分析して自社データと当てはめることで精度の高い予算計画が出来上がりました。
予算計画の精度が上がり卸とモールでプラスになったことはありましたか?
卸事業では新商品投入が増えたり既存商品は在庫を切らさない状況が多くなり会員様に満足頂いています。
モール直営店では正確な販売計画があるので広告施策も自信を持って実施出来ています。
精度の高い予算計画が立てられ販売数300%UPに繋がる
Nintを導入して数値変化はありましたか?
導入前と比べると販売数は300%ほど伸びました!
一例としてベットカテゴリーをNintを使って強化したことで前年比で300%伸ばすことが出来ました。
それはすごいですね!どのようにして伸ばされましたか?
販売予算を作る際に、業種分析で市場規模感や動向を分析して、ベットジャンルの強化をしようと判断しました。
新商品を強化する為に、Nintで市場規模や人気商品の販売量を参考にして自社商品を開発。結果、新商品が売れてベットカテゴリ全体で前年比300%と大きく販売量を伸ばせました。
※「業種分析」の人気商品で月度別の商品売上、価格、レビュー数を分析出来ます。
新商品販売以外にも効果はありましたか?
既存商品は在庫量が適正化されて過剰在庫が減りましたね。あと市場データを見て仕事をすることがマストになりました。導入後は自社データと市場データを見比べながら分析する習慣が付きました。
自分は販売の部署なので施策を分析したりしていますし、商品企画の部署は市場や競合の売れ筋を分析しています。自分以外の従業員も市場データを参考にするように意識が変わり効果を実感しています。
今後の事業展望を教えてください
新ブランドの立ち上げを計画しています。Nintを見ていて独自性のある商品が今後必要であることが分かりました。
既に市場にある商品と同じ商品を販売するだけではレッドオーシャンに巻き込まれるので、独自性のある商品を作ることで、卸モールの会員様やモール直営店のお客様も喜ぶのではないかと考えています。
本日はお時間頂きありがとうございました。