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国内3大ECモールのスピーカー市場規模は、昨年比117%で拡大!




トピックス
・高単価商品の需要が刺激され売上が上昇トレンド

・メーカーA社がセールの波をとらえ本格派需要を背景に売上が伸長

・幅広い分野で値上げの動きが広がっている中、商品開発や販促による各社の収益向上戦略に注目


Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2023年3月時点)より、2022年12月~2023年2月のスピーカージャンルは単価上昇の追い風を受けて拡大トレンドが継続しています。

当該時期の市場規模は2021年12月〜2022年2月と比較して117%へ成長なり、市場が堅調に拡大となっています。今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、横這い傾向との結果となりました。




また、同時期の平均単価は9,933円と前年同時期比で118%と高単価商品が人気という理由もあり平均単価の上昇が受け入れられています。平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。

当該ジャンルでは、海外メーカーA社がAmazonにおけるポータブルオーディオ>デジタルオーディオ用スピーカーのサブジャンルで11月のセール好調の余韻からか大幅なプラス成長を継続し、2月は前年同月比で+85%程度と急速に拡大しております。

特に同社のデジタルオーディオ用スピーカージャンルは、同ジャンル全体の単価上昇1,483円の内、171円の単価上昇に貢献しており、サブジャンルの単価上昇から全体の価格上昇に貢献しています。

その背景には11月のAmazonブラックフライデーをはじめとしたモールでのセールの好調、音質重視といった本格派需要を背景にした商品の売上が伸長したことが貢献したと言えそうです。

その他にも、Amazonでは1番手と3番手のメーカーが前年同時期比で、2桁台のプラス成長を続けております。その結果、3番手のメーカーが2番手のメーカーに迫り激しい2位争いとなっております。
今後の動向にも注目です。


作成者
百瀬 晴紀(Momose Haruki, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)



隣接するジャンルであるオーディオジャンルについても、以下の記事らもご確認いただけます。





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