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国内3大ECモールの小動物用品市場規模は、昨年比105%で横ばい!




トピックス
・コロナ禍での新規飼育需要の落ち着きが見られ成長率は横ばい

・低単価フードの販売構成比が低下し、一方で牧草やフードのまとめ買い傾向が強まったこともあり平均単価が上昇

・ペット飼育における必需品でボリュームディスカウントの施策を打っているメーカーおよびショップでの売上が伸長


Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2023年3月時点)より、2022年11月~2023年1月の小動物用品ジャンルはコロナ禍での新規飼育需要の落ち着きが見られ、当該時期の市場規模は前年比105%となり、成長率は横ばいとなっています。

今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、横ばいとの結果となりました。




また、同時期の平均単価は1,338円と前年同時期比で127%と、特定モールにおいて低単価フードの販売構成比が低下し、一方で牧草やフードのまとめ買い傾向が強まったこともあり平均単価が上昇しています。
今後の平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、高止まりとの結果となりました。

当該ジャンルでは、首位を走っていたA社が苦戦する中、前年全体2位のB社がAmazonの飼育ケージ・アクセサリージャンルにおいてケージ内の保温アイテムでの大幅プラス成長を見せ、A社を逆転することに成功しています。

また、楽天市場の牧草ジャンルにおいては全体4位のC社が、エサジャンルにおいては全体5位のD社がともにまとめ買い商品の売上を伸ばしており、小動物用品ジャンル全体の単価上昇288円のうち、それぞれ17円ずつ単価上昇に貢献しています。
昨今の値上げ情勢の中において、ペット飼育における必需品でボリュームディスカウントの施策を打っているメーカーおよびショップでの売上が伸長したことが寄与したと言えそうです。


作成者
花野 友美(Hanano Tomomi, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)



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