ECモールのスキンケア市場規模は、昨年比117%で堅調に拡大!
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2022年10月時点)より、2022年7月~9月のスキンケアジャンルはコロナ渦による外出控えやテレワークで厳しい状況だった2021年に比べて自主的な外出が進む中で、日焼け対策など夏特有の肌トラブルに対応する需要を受けて拡大トレンドが継続しています。
当該時期の市場規模は2021年9〜11月と比較して117%へ成長となり、市場が堅調に拡大となっています。
今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。
また、同時期の平均単価は2,868円と前年同期比で120%となり、より高単価で、お肌の個別具体的なお悩みに対応する商品を求めるニーズもあり平均単価の上昇が受け入れられています。
平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3大ECモールにおいて当該ジャンルは、高止まりする結果となりました。
Amazonでのスキンケア・ボディケアジャンルでは、A社ブランドのシミ対策の高価格帯商品が好調ということもあり、8月以降前年同月比で、大幅なプラス成長を継続しており、10月も同様です。特に9月の伸長率が高い結果となりました。
また、楽天市場におけるB社の化粧品・ローションジャンルでは、スキンケアジャンル全体の単価上昇479円のうち、31円の単価上昇に貢献しており、このジャンルの単価上昇と売上構成比が増えたことから全体の価格上昇に貢献しています。商品名からギフト需要の訴求、また、セット購入を喚起する施策も、商品売上に貢献していそうです。
各モールを横断して観察すると、Amazonでは当社が保有する2015年以来初めて、A社が前述した効果もありメーカーとしては首位となりました。10月も引き続き同様のトレンドが継続しており首位入れ替えとなりました。また楽天市場、Yahoo!ショッピングでは上位2位・3位が入れ替わっています。
作成者
今田 雅也(Konta Masaya)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)
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