時計のアイコン

国内3大ECモールのオフィスチェア市場規模は、昨年比102%で横ばい!




トピックス
・在宅勤務需要の縮小が落ち着き横ばい傾向

・素材高の影響から平均単価が上昇

・3モールともにメーカー各社の首位争いが激化


Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2023年2月時点)より、2022年11月~2023年1月のオフィスチェアジャンルは在宅勤務需要の縮小が落ち着き、横ばい傾向が始まっています。

当該時期の市場規模は2021年11月〜2022年1月と比較して102%へ成長となり、市場が横ばいとなっています。この傾向は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、今後もしばらく続くことが予想されます。




また、同時期の平均単価は15,647円と前年同時期比で115%と素材高という理由もあり平均単価の上昇が受け入れられています。平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。

各モールを観察すると、

Amazonにおける当該ジャンルでは、2022年の後半まではメーカーA社による一強状態でしたが、同年12月に首位が入れ替わり、競合各社とのシェアの奪い合いが特に年末にかけて激しくなっております。

楽天市場では2022年に入り当該ジャンルの売上が各社横ばい傾向が続いている中、B社が11月に好調でしたが、C社が12月にB社の売上を追い抜くなど熾烈な首位争いとなっております。

Yahoo!ショッピングではメーカー上位3社が三つ巴の状態となっており、どのメーカーが売上首位争いから一歩リードを見せるか引き続き注目です。


作成者
水村 純(Mizumura Jun, ERP Div.セールスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)



オフィスチェアジャンルの過去データの記事は、以下からご確認いただけます。





各社の広告・販促戦略を反映する売上や単価の動きの詳細はNint ECommerceで確認できます。
なお、Nintにおけるランキングを各社でご活用いただくことが可能です。詳細は弊社まで。





Nintのメルマガ配信がスタートしました。
NintのブログやYoutube、セミナーなど、Nintから発信するECモール市場の情報をいち早く、メールでまとめて受け取ることができます。
ご登録はこちら!




◆Nint ECommerceについて
Nint ECommerceは、大手ECモール(楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon)の公開データを独自技術で集計し、商品カテゴリ別の流通額やメーカー別シェア、モールに出店する企業の商品毎の売れ筋商品や広告施策の動向分析といった市場動向データを提供することで、EC運営の意思決定をサポートします。
詳しくは、サービスHPをご覧ください。


◆株式会社Nintについて
株式会社Nintは、日本の大手ECモールのデータ分析サービスのNint ECommerceを提供する他、中国の大手ECモールのデータ分析サービスのNint Chinaも提供します。長年培った独自のデータ収集と分析手法で、日本と中国のEC市場に関わる企業様のビジネスをサポートします。
詳しくは、会社HPをご覧ください。