ECモールのレディースファッション シャツ・ブラウス市場規模は、昨年比107%で堅調に拡大!
トピックス
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2023年2月時点)より、2022年11月~2023年1月のレディースファッション シャツ・ブラウスジャンルは外出制限の緩和の追い風を受けて拡大トレンドが継続しております。
当該時期の市場規模は2021年11月~2022年1月と比較して107%で成長となり、市場が堅調に拡大となっています。
今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。
また、同時期の平均単価は4,015円で、前年同期比で125%へ成長となり、昨年好調な低単価商品が今年は販売されてなかったことと、原価高騰による価格転嫁も相まって平均単価の上昇が見られます。
平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。
当該ジャンルでは、衣料品・家庭用品などの総合カタログ通販で老舗のメーカーA社が、前年同時期比388%に加え、売上増加高も最も大きくなっております。
各モールで観察すると、
楽天市場ではシンプルながらも個性的でモード感のあるアイテムが揃う、大阪発のファッションブランドを擁するB社が、前年同時期127%と着実に成長しており首位を維持しております。一方で上質・低価格ブランドを展開するC社は前年同時期比70%と大幅に縮小し、売上減少額も最も大きくなっております。
Yahoo!ショッピングでは老舗セレクトショップのD社が前年16位から首位へ、多ブランドSPA戦略のE社は前年12位から2位へと大幅ランクアップしております。TOP20ブランドの前年からの売上伸長額の34%を2社で占めており、圧倒的にけん引しております。
Amazonでは前述の衣料品・家庭用品などの総合カタログ通販で老舗のA社が、前年同時期比388%に加え、売上増加高も最も大きくなっております。
今後春に向け新生活、買い替え需要などで売上拡大のチャンスを迎えるため、ECモールにおける各ブランドの動向から目が離せません。
作成者
小西 雅之(Konishi Masayuki, SMB Div.カスタマーサクセスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)
レディース ファッションについては以下のように様々なジャンルの記事もありますので、ぜひご確認くださいませ。
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・平均単価は引き続き上昇傾向
・各モールでの売上上位メーカーは様々でモールに合わせた商品計画が必要