国内3大ECモールのオーディオ市場規模は、昨年比127%で急速に拡大！

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2022年12月時点)より、2022年9～11月のオーディオジャンルは、買い替え需要も想定され拡大トレンドが継続しています。
当該時期の市場規模は2021年9〜11月と比較して127%へ成長となり、市場が急速に拡大となっています。

今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、横ばいとの結果となりました。

また、同時期の平均単価は8,308円と前年同時期比で136%へ成長となり、高価格帯の商品の販売量が増える影響を受けて平均単価の上昇が受け入れられています。
平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、横ばいとの結果となりました。

市場全体的に、モールに関わらず高価格帯（2万円以上）の商品の販売量が前年同時期より増加しました。低価格帯(2万円以下)と比べると10〜20％ポイント程度のマーケットシェアが増加し、57%になっていました。その中で、楽天市場の変動が最も大きく、去年9〜11月に12,000円以下の商品が市場全体売上の半分を占めていたものの、今年9〜11月に約3分の1に縮小しました。。

各モールを観察すると、A社とB社は前年同時期と比べて、楽天市場とYahoo!ショッピングで2倍以上著しく成長しており、メーカーの中で一番伸びています。Amazonでの成長率は平均と同じくらいですが、それでも2桁台のプラス成長が続いています。一方でアマゾンでの成長率が一番高いのはC社社で、ほぼ毎月2倍以上の成長率で伸びています。

競合については、大手のD社とE社が直近1年間に競合しており、特に楽天市場で去年9〜11月にD社が1位でしたが、2021年12月～2022年5月の間はE社の方が首位となり、さらに6月以降はD社が首位を取り戻すというような継続的な首位争いが起こっています。


作成者
呂　澤民（Lui Chak Man, Product Div.プロジェクト管理/開発）
編集者
Nint Blog 編集長 加藤　洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit）


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