【目次】
1. ゴルフ用品の市場動向
2. ゴルフ用品の平均単価の動向
3. 各モールの上位メーカーの動向

1. ゴルフ用品の市場動向

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、2023年5月時点のNint推計データより、2023年2〜4月のゴルフ用品ジャンルはコロナ禍で需要が拡大した2020~2022年と比較すると成長率は落ち着きを見せております。当該時期の市場規模は2022年2〜4月と比較して91%となり、市場が縮小しております。

今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、横ばい傾向との結果となりました。

2. ゴルフ用品の平均単価の動向

平均単価は6,833円と前年同時期比で112%へと低単価商品の売上が減少し高単価商品の売上構成比が増加する影響で、平均単価が増加しております。

平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。

当該ジャンルでは、初心者用から上級者用まで様々なラインナップを取り揃えているメーカーA社が、前年同時期比で、ゴルフ用品のサブジャンルで2桁台のプラス成長を継続しており、その傾向は加速しつつ加速しつつあります。特にA社のメンズクラブジャンルは、ゴルフ用品ジャンル全体の単価上昇745円の内、72円 の単価上昇に貢献しており、単価の高いサブジャンルの売上構成比が増えていることから全体の価格上昇に貢献しています。

3. 各モールの上位メーカーの動向

各モールを観察すると、

楽天市場ではA社は前年TOP5にランクインしていませんでしたが、2023年にTOP5に入りました。またクラブ、ボール等幅広いジャンルを取り扱うB社は前年に引き続き首位をキープしております。

Amazonは上位5社に順位変動はなく、5社中3社が売上を伸長させています。

Yahoo!ショッピングでは2022年3月まではレーザー飛距離測定器を取り扱うC社が好調に推移していましたが、その後は落ち着きをみせ、2023年2〜4月のYahoo!ショッピングの当該ジャンルが苦戦した主な要因となりました。


これからシーズンを迎えるゴルフ用品ジャンルの今後の動向に注目です。




作成者
丸尾 拓也（Maruo Takuya, SMB Div.カスタマーサクセスUnit）
編集者
Nint Blog 編集長 加藤　洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit）



ゴルフジャンルの市場動向については以下の記事から過去データ分もご確認いただけます。





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