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ECモールのレディースファッション パンツ市場規模は、昨年比110%で堅調に拡大!




トピックス
・レディースファッション パンツ市場は外出制限の緩和の追い風を受けて拡大トレンドが継続

・Amazonでは3モール中、唯一上位20ブランド全てが前年同時期比を大きく伸長

・各社の商品戦略で大きく差がつく結果となった


Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2023年1月時点)より、2022年10~12月のレディースファッション パンツジャンルは外出制限の緩和の追い風を受けて拡大トレンドが継続しております。
当該時期の市場規模は2021年10~12月と比較して110%で成長となり、市場が堅調に拡大となっていますが、トレンドである「「トップス」や季節指数の高い「スウェット」ジャンルと比較すると、当該ジャンルの伸長率は決して高いとは言えない結果と言えます。

今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、微増傾向との結果となりました。




また、同時期の平均単価は3,650円で、前年同期比で117%へ成長となりました。昨年好調な2,000円以下の低単価パンツが今年は販売されてなかったことと、原価高騰による価格転嫁も相まって平均単価の上昇が見られます。
平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇との結果となりました。

当該ジャンルでは、楽天市場を中心としたレディースファッションブランドのメーカーA社が、前年同時期比505%とプラス成長を継続しております。


各モールで観察すると、

楽天市場ではレディース パンツジャンル全体の上位20ブランドのうち半数が、前年同時期に対して大幅に成長、残りが大幅に縮小という明暗がはっきり分かれる結果となりました。また、昨年20位の中国仕入れ系ショップのB社はクーポン戦略も功を奏してか6位まで躍進しており今後も要注目です。

Yahoo!ショッピングでは前年1位のレディースD2Cブランドを展開するC社が2位に転落しており、前年同時期のと比較して売上減少高が最も大きくなっております。

Amazonでは3モール中唯一上位20ブランド全てが前年同時期比を大きく伸ばしており、プチプラレディースファッションのD社が最も売り上げを伸ばしており、定番のスキニーパンツのあったか素材Verなどが大きく売り上げをけん引しております。

季節性が高くないジャンルだからこそ各社の商品戦略で大きく差がついた結果となりました。
今後春に向け新生活、買い替え需要などで売上拡大のチャンスを迎えるため、ECモールにおける各ブランドの動向から目が離せません。


作成者
小西 雅之(Konishi Masayuki, SMB Div.カスタマーサクセスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)



レディース ファッションのスカートについての記事もありますので、ぜひご確認くださいませ。





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