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「Nint ECommerce」の新機能「メッコチャート」で、直感的に市場・競合動向の把握が可能に!

「メッコチャート」って聞いたことはありますか?「マリメッコチャート」と呼ばれることもあるようです。
海外のコンサルティング業界でも利用される専門的な視覚化方法で、全体の数字に対して2つの構成要素が「面積」で表現されるチャートです。

Nintは、独自技術を用いて楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonといった大手ECモールの公開データを独自技術で集計し、販売推計データを提供するクラウドツール「Nint ECommerce」をEC事業者向けに提供していますが、このたび、「Nint ECommerce」の新しい機能として、「メッコチャート」をリリースしました。「メッコチャート」は、データアナリストが不在の場合でも、大手メーカーや中堅ECのマーケティング担当者やEC担当者、商品企画担当者が、直感的に市場・競合動向を把握し、自社の成長戦略を立てるのに役立つデータとして活用いただけます。

「Nint ECommerce」のメッコチャートは、各ECモールの販売推計データをもとに、「家具」といった大型商品から、「掃除機」、「洗濯機」といった家電商品、「スキンケア」、「洗顔料」といった美容関連商品まであらゆるジャンルをカバーします。ECモールの商品ジャンルにおける価格帯毎のメーカー別シェアを、直感的に把握することができます。

また、チャートの任意の価格帯とメーカーの領域をクリックすると、この販売データを構成する商品単位や販売店舗単位にまで直観的に操作して確認することができます。価格帯のカスタマイズ機能も搭載し、戦略や商品特性に合った価格帯を指定することが可能です。

ではここで、ECモールで5万円以下のプリンタを今後販売しようと考えているメーカーさんが、2021年の「楽天市場」におけるプリンタ販売動向を知りたい場合に、どうメッコチャートが使えるか見てみましょう。

まずはログインページで「Rakuten」を選んでログインし、ジャンルから「プリンタ」を選択。「期間選択」のところで「2021年1月」から「2021年12月」と設定し、「ジャンル価格分布」をクリックします。

今回は5万円以下のプリンタの動向を知りたいので、ジャンル価格の最小値を「0」、最大値を、「50,000」に設定します。
「表示メーカー数」を「5」とすると、売り上げが高い上位5位のメーカーが表示されます。
「金額(範囲)」に入れる数値で、X軸を刻む幅となる価格帯を設定することができます。今回は、「5,000」円で設定してみましょう。そして「チャートを更新」をクリックします。

メッコチャートが出てきました!
今回は金額範囲を「5,000」で設定しているので、X軸が左から「5,000円未満」、「5,000円以上1万円未満」、「1万円以上1万5,000円未満」のように、5,000円ずつの幅で刻まれています。
Y軸ではその価格帯で売れたボリュームを100%として、メーカー毎のシェアを見ることができます。
各製品のチャートの中に占める面積で、視覚的に「楽天市場」内で売れている5万円以下のプリンタのメーカー・価格帯毎のボリュームを把握することができます。
(*下記のグラフ上ではメーカー名を消して「a社」などとしていますが、実際はメーカー名が入ります。)

チャートを見ると、左から3番目の「1万円以上1万5,000円未満」の価格帯の商品のボリュームが15.73%と、この中では最も売れ筋であることが見てとれます。次いで売れているのは、「1万5,000円以上2万円未満」(14.46%)、「3万円以上3万5千円未満」(13.9%)の価格帯のプリンタとなっています。
また、青い面積のa社は5,000千円から3万円未満の価格帯では50%以上のシェアを獲得していますが、3万5,000円以上の価格帯になると黄色い面積のb社シェアの方が大きいことなどが視覚的にパッと分かります。

メッコチャート上のグラフをクリックすると、さらに細かく、実際に売れている商品の売り上げ、平均価格、シェアや、どのショップで売れているのかといった製品別の分析のページに飛ぶことができますので、「Nint ECommerce」を導入されている方は、ぜひいろいろと触ってみてください。

競合商品についての情報収集や、投入商品の価格を決める際の参考データ収集、そしてそれに伴うEC運営の意思決定に、Nintの「メッコチャート」がお役に立ちましたら幸いです!