国内3大ECモールのタオル市場規模は、105%で微増!
トピックス
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、2023年5月時点のNint推計データより、2023年2〜4月のタオルジャンルはコロナ禍で需要が拡大した2020年から現在まで堅調に維持して推移しています。当該時期の市場規模は2022年2〜4月と比較して105%となり、市場が横微増しております。
今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。
また、同時期の平均単価は1,743円と前年同時期比で114%と低単価商品の売上が減少し高単価商品の売上構成比が増加する影響で、平均単価が増加しております。平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。
当該ジャンルでは、吸水性に優れソフトな風合いの商品が特徴のA社が、前年同時期比で大幅なプラス成長を継続しており、その傾向は加速しつつあります。また新生活需要の高まる3月よりも12月の方が伸長率が高くなっております。特にA社のフェイスタオルジャンルは、タオルジャンル全体の単価上昇215円の内、24円の単価上昇に貢献しております。
各モールを観察すると、Amazonでは2023年上位5社全てが、前年同時期比でプラス成長を継続しております。またセット販売が強みのB社は2022年の7位から3位まで売上順位を伸ばしております。
楽天市場でも2023年上位5社全てが、前年同時期比でプラス成長を継続しており、今治タオルで有名なC社が、首位を独占しております。
Yahoo!ショッピングでは上位5社全てがマイナス成長となってしまっており、楽天市場とAmazonに比べ苦戦しております。2022年から売上上位メーカーの顔ぶれに変動はございません。
暖かくなるこれからの季節、どのようなタオルが売れ筋になるのか注目です。
作成者
丸尾 拓也(Maruo Takuya, SMB Div.カスタマーサクセスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)
タオルジャンルについては以下の記事から過去データのご確認もいただけます。
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