国内3大ECモールの水筒市場規模は、103%で横ばい!
【目次】
1. 水筒市場の動向
2. 人気メーカーと人気商品の動向
3. モール毎の動向
1. 水筒市場の動向
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、2023年5月時点のNint推計データより、2023年2〜4月の水筒ジャンルは当該時期の市場規模は2022年2月〜2022年4月と比較して103%となりました。今後の売上規模は推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは横ばいという結果となりました。また同時期の平均単価は2,183円となり、前年同時期比で114%へと上昇しています。今後の平均単価の動向も推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると横ばいとの結果となりました。
2. 人気メーカーと人気商品の動向
当該時期においてのメーカーの売上動向を見てみると、売上TOP10メーカーで市場の約75%を占めるマーケットとなっており、3モール全てのモールにおいてA社がトップで、約35%のシェアを占めています。一方、成長率の観点でみると、売上2位のB社が大幅な成長でA社と差を縮めています。上位アイテムは大きく2つに分類でき、1つはスポーツ時や学校に持参すると予想できるストラップ付で1リットル前後の容量の多いアイテム、もう1つはカラーバリエーションの豊富でコンパクトな0.5リットル前後のアイテムがランクインしています。
3. モール毎の動向
さらにモール毎の動向を売筋アイテムで見ていくと、その動向はモール毎に異なっている事がわかります。楽天市場とYahoo!ショッピングの売筋アイテムの動向は比較的に似ており、上記に記載したカラーバリエーション豊富でコンパクトなアイテムが上位となっていますが、楽天市場の当該時期のNO.1アイテムはトレーニンググッズや健康食品を主事業とするメーカーのカラフルなボトルとなり、新たなトレンドが垣間見えています。
一方、Amazonでは上記に記載したA社、B社のスポーツ時や学校に持参すると予想できるストラップ付で1リットル前後の容量の多いアイテムが並んでいる事から、モール毎の特性を把握した上で自社の戦略を策定していく事をおすすめします。
作成者
横山 玄(Yokoyama Gen, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)
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