国内3大ECモールのエプロン市場規模は、78%へ縮小！

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、2023年4月時点のNint推計データより、2023年1〜3月のエプロンジャンルはすごもり需要の落ち着きもあり下降トレンドが始まっています。

当該時期の市場規模は2022年1〜3月と比較して78%となり、市場が縮小しています。今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、横ばいとの結果となりました。

また、同時期の平均単価は2,057円と前年同時期比で103%で平均単価は横ばいです。平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、横ばいとの結果となりました。

当該ジャンルでは、D2C事業を強化しているメーカーA社が、前年同時期比で、エプロンサブジャンルで大幅なプラス成長を継続しており、その傾向は加速しつつあります。また母の日需要の高まる3月〜4月より11月〜12月のクリスマス商戦の方が売上が高い傾向が見られます。

またショップB社のエプロンジャンルは、ジャンル全体の単価上昇59円の内、7円の単価上昇に貢献しており、単価の高いサブジャンルの売上構成比が増えていることから全体の価格上昇に貢献しています。その背景にはカラーバリエーションが豊富な商品を取り揃え、顧客ニーズに合った商品を低回し、販売につなげていることから商品の売上が伸長したことが貢献したと言えそうです。

各モールを観察すると、楽天市場では、上位5社中4社が前年同期間でプラス成長が続き、前年5位のAメーカーが首位となっております。
Amazonでは上位5社中3社が前年同期間でプラス成長が続き、大きな順位変動は発生しておりません。
Yahoo!ショッピングは2022年3月は3,000円までの低単価商品の構成比が50％ほどだったのに対し、2023年3月は3000円までの構成比が70％超になっており、高単価商品が苦戦しております。要因として昨年好調に推移していたキャラクターエプロンの売上が鈍化したことが要因と言えます。

母の日需要が高まる4〜5月に首位変動が起こるのか、今後の動向に注目です。


作成者
丸尾 拓也（Maruo Takuya, SMB Div.カスタマーサクセスUnit）
編集者
Nint Blog 編集長 加藤　洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit）



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